【完結】ホイクメン!
「あっ、そうなんだ!?

てっきり俺、この前スーパーで一緒にいた男が彼氏なんだと思ってた!」




傍から見れば、准一と私は恋人同士に見えるのだろう。


だけど私は、准一の気持ちを受け入れられなくて・・・。




「ごめん・・・。

そういや私、見たいテレビがあったんだった。

急いで帰らなきゃ・・・。」




誤魔化すように笑顔を作り、急いでこの場から離れようとする。


これ以上信明と一緒にいたら、きっと私は・・・。




「お疲れ様っ!

また、明日ね・・・?」




まだ話の途中。


不自然すぎるってわかっているけど、私はこの場から早く逃げ出したかった。
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