【完結】ホイクメン!
「授乳、まだ終わらないの!?

実花先生の哺乳瓶、もう空っぽじゃない?」




お喋りに夢中になる後輩を叱る藤子先生。


彼女は今まで、5人の子どもを1人で看ていた。


もうそろそろ子どもたちを寝かせなければならない。


それなのに私たちは、子どもそっちのけで会話に没頭していたのだから。




「あっ・・・、すみません!

はい、ヨウちゃん。

ミルクお終いねー。」




実花先生はヨウちゃんの背中をゴシゴシと強めに摩り、10秒程げっぷを促した後彼を床に置いた。


そして分が悪そうにしながら、調乳室の水を張った洗い桶の中に哺乳瓶を浸しに行く。
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