【完結】ホイクメン!
しかし信明はそういう事をするタイプではない。


同僚としての信頼もあるけれど、私は彼の事をずっと見つめてきたから・・・。




「お母さん、大丈夫です。」




私は桃ちゃんのお母さんの目を見てニッコリと微笑んだ。




まだ不安感を顕わにしている彼女。


優しく諭すように、私は桃ちゃんママにこう思いを伝えた。




「彼は男性ですが、私たち女性保育士と同じくらい細やかな保育を心掛けてくれています。

桃ちゃんの排泄も、彼が担当保育士として桃ちゃんと信頼関係を築こうとするからこそ積極的にやっているんです。

まだ新人で至らない点もあるかと思いますが、どうか今後も彼の事を信じてお付き合いをお願いできないでしょうか?」
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