【完結】ホイクメン!
職場を出てきたのは13時過ぎ。


仕事は難なく終わり、准一の仕事もほぼ同時に終わった。




「で、何食う?」




ぶっきらぼうに食事の要望を問う准一。


彼の態度がいつもと違うのは、やはり先日の一件が原因だろう。




「何でもいい・・・。」




「いや、それじゃ困るから。」




「じゃあ、ハンバーグ。」




私が要望を出すと、准一は職場からほど近いファミレスに車を向けた。




土曜日のお昼時。


今の時間帯はきっと混み合っているだろう。




駐車場に車を停め早速店内へと入る。
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