【完結】ホイクメン!
「どうしてすぐ、そうやって逃げるんスか!?

優香はあんたの事を思って、必死に俺の誤解を解こうとしてんのに!

面倒になったら投げ出す?

姉ちゃんの時もそうだったんだろ!?

同じ男として、マジで有り得ねぇよ・・・。」




「ちょっと・・・!!准一!?」




いくら私を庇うためとは言え、少し言い過ぎなような気がする。


だけどそのくらい、准一は信明の事をずっと恨んできた。




その気持ちはきっと、今になっても変わらない。




「優香から話聞いたよ。

だけど、俺はあんたの口からちゃんと聞かなきゃ納得できねぇんだ!!

少しでも姉ちゃんの死に向き合うって言うなら、ちゃんと話、聞かせてくんねぇか・・・?」
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