【完結】ホイクメン!
こんな事されちゃ、諦めたくても諦められなくなる。




もし信明が私の気持に気付いているのなら、この翻弄の仕方はずるすぎると思う。


キス以上の関係にはなれない。


それとも、私が誘えば信明は・・・。




「のっ・・・信っ・・・!!」




名前を呼ぶ隙すら与えない程のキスの嵐。




彼の思惑がわからない。


どうして“ただの同僚”でしかない私を、彼はこんなにも縛り付けるの・・・?




「優香・・・。」




名前を呼ばれた一瞬の隙。


わずかな合間に溢れ出した感情と言葉は、私自身コントロールを失ってしまう程に膨れ上がり爆発した。




「・・・もうヤダ!!」
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