【完結】ホイクメン!
「嫌じゃ・・・ない。」




複雑に絡まる気持ち。




もっとして欲しいだなんて言えない。


だけど心の奥では、もっと深く信明と触れ合いたいと思っている。




「も1回・・・。」




再び降ってくる優しいキス。


強引さがなくなったキスは、私の機嫌を伺うかのように間を開けながら繰り返された。




「のっ・・・信明!!」




嬉しいはずなのに拒んでしまう私がいる。




好きすぎて、切なくて苦しいからとても怖い。


いつか私の方から、キス以上の事を求めてしまいそうで・・・。




「・・・ッ!!

ダッ・・・ダメぇっ!!!!」
< 405 / 485 >

この作品をシェア

pagetop