【完結】ホイクメン!
「じゃあ、早速始めましょう。
洗濯機を回す時は“おいそぎ”コースで回して下さいね!」
私は洗濯機の中に入っている洗濯済みのおしぼりをカゴに開け、代わりに汚れたおしぼりを入れて洗剤を投入した。
ピッピッと音を鳴らして洗濯機のボタンを操作する。
その様子を、信明先生は黙ってじっと見つめていた。
「さて・・・。
さっさと干しちゃいますか!」
私は大量のおしぼりの入ったカゴに手を掛け、奥の干し場へと移動しようとした。
その時・・・。
「貸して下さい。」
おもむろに伸びてきた腕。
カゴの取っ手部分に触れた大きな手は、小さく華奢な私の手にふんわりと重なってきた。
洗濯機を回す時は“おいそぎ”コースで回して下さいね!」
私は洗濯機の中に入っている洗濯済みのおしぼりをカゴに開け、代わりに汚れたおしぼりを入れて洗剤を投入した。
ピッピッと音を鳴らして洗濯機のボタンを操作する。
その様子を、信明先生は黙ってじっと見つめていた。
「さて・・・。
さっさと干しちゃいますか!」
私は大量のおしぼりの入ったカゴに手を掛け、奥の干し場へと移動しようとした。
その時・・・。
「貸して下さい。」
おもむろに伸びてきた腕。
カゴの取っ手部分に触れた大きな手は、小さく華奢な私の手にふんわりと重なってきた。