addicted to you
帰りのタクシーの中
今日来た一人の男のことばかり

繰り返し考えていた。

背は小さく 
目はキョロっとしていて
髪は天然パーマ

目の色も栗色で
どこかハーフっぽい感じ

どこか変わった感じがして



はにかむ笑顔と
少年っぽい話し方。

彼に気をとられていた


また会いたいなぁ・・・  


目を瞑った。そして満月を眺めた。

今思えばこの出会い方さえ違っていたら

大切な人を傷つけなかったかもしれない





それとも


出会ったことさえ



間違いだったの・・・・・?

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