天然ダイヤとイミテーション・ビューティー ~宝石王子とあたしの秘密~
 耳をくすぐる彼の甘い声。

 頬を火照らす彼の熱い吐息。

 あたしと晃さんはオデコをコツンと触れ合わせ、赤く幸せな顔で笑い合った。


 そして何度も繰り返す言葉。


「愛してる。聡美」

「愛してる。晃さん」


 イミテーションは本物になった。

 あたし自身という、本物に。


 これからあたしは生まれて初めて、自分自身として世界に向き合っていく。

 鉄仮面を脱ぎ捨てて。


 怖くない。だってあたしには彼がいる。

 そして、認められる自分という存在がある。


 あたしと彼は向き合って

 もう一度、幸せな気持ちでキスを交わした。






【END】




※ 作者より


 最後まで読んで下さってありがとうございます!

 心から御礼申し上げます!

 あと……1月と12月生まれの誕生石の説明が、できませんでしたー!

 うぅ、すみませんでした。


 よろしければ、ご感想などいただければ幸いです。

 本当に、読んで下さってありがとうございました!!
< 187 / 187 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:185

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

運命みたいに恋してる。

総文字数/124,075

恋愛(その他)267ページ

表紙を見る
期間限定『ウソ恋ごっこ』

総文字数/171,063

恋愛(学園)408ページ

表紙を見る
ずっと恋していたいから、幼なじみのままでいて。
  • コミックあり

総文字数/111,919

恋愛(純愛)223ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop