地球を守って!恋するヒーロー
私のヒーロー
なんか、嫌だな......。
さっきから、見張りの人たちにニヤニヤしながら、こちらを見られている。
定期的にくる見張りの二人組の目つきに、なんだか嫌な予感がする。
まさか、変なこと考えてないよね......。
男の人がほとんどの組織に、囚われの身の私たち。
しかも、相手は何でもありの犯罪者。
リンレイは絶世の美女だし、私も一応女。
いやいや、さすがに考え過ぎ......と浮かんでくる嫌な考えを頭の中を振り払う。
振り払ったばかりなのに、二人組は檻を開けて入ってきて。
すばやくリンレイに目隠しをして、後ろから羽交い締めにしてから、ナイフで彼女のワンピースの裾の部分から縦に切り裂いた。
「なっ、ちょっ......、何して......」
言葉にならない言葉を発する私を、もう一人の男の人が腕を掴み、壁に押しつける。
「いたっ......、やっ。
やだ、は、離して......。
誰か、助けて......!」
さすがに何をしようとしているのか、分かりたくなくても分かってしまう。
身動きのとれない体を必死に動かして、無我夢中で叫ぶ。
さっきから、見張りの人たちにニヤニヤしながら、こちらを見られている。
定期的にくる見張りの二人組の目つきに、なんだか嫌な予感がする。
まさか、変なこと考えてないよね......。
男の人がほとんどの組織に、囚われの身の私たち。
しかも、相手は何でもありの犯罪者。
リンレイは絶世の美女だし、私も一応女。
いやいや、さすがに考え過ぎ......と浮かんでくる嫌な考えを頭の中を振り払う。
振り払ったばかりなのに、二人組は檻を開けて入ってきて。
すばやくリンレイに目隠しをして、後ろから羽交い締めにしてから、ナイフで彼女のワンピースの裾の部分から縦に切り裂いた。
「なっ、ちょっ......、何して......」
言葉にならない言葉を発する私を、もう一人の男の人が腕を掴み、壁に押しつける。
「いたっ......、やっ。
やだ、は、離して......。
誰か、助けて......!」
さすがに何をしようとしているのか、分かりたくなくても分かってしまう。
身動きのとれない体を必死に動かして、無我夢中で叫ぶ。