地球を守って！恋するヒーロー
翌日。
地球に帰れる時が近づいてきていた。


ようやく帰れるんだ。
これで、私のサイキックとしての任務も終わりで、やっと解放される。


そう思うとほっとして、離陸の瞬間を今か今かと待つ。　




―――ドゴオオン！

まもなく出発という時、外からすさまじい音の爆発音が聞こえてきた。



「な、なに！？
爆発！？」　



何があったのかと、宇宙船の中にいた仲間たちと一緒に外の様子を見に行く。


すると、私たちの宇宙船に火がついていて、氷の能力者があわててそれを消す。


それから。

そこにはいつのまにか、中国アメリカ合同船が私たちの宇宙船から見えるところの位置につけていて。

ブレット率いるサングラス軍団や、リンレイの中国チームが勢揃いでこちらを見ていた。


なに......？
ブレットたちの宇宙船は私たちの後に出発のはず。

今から穏便にお見送りの挨拶って雰囲気では、とてもない。
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