地球を守って!恋するヒーロー
入国審査や税関を通って、荷物を受け取り、大きなバッグを背中に背負って空港を出る。
九月、現地時間は午後三時。
天気は快晴。
日本よりもものすごく暑いのかなと思ったけど、湿気がないからか、想像したよりも暑くなくて過ごしやすい。
空港を出て、街の中心部に出ると、ビルがあって、車が走っていて、店があって。
国は変わっても、やっぱりどこもそんなに変わらないんだなと思う。
ただ道を歩いている人は、ほとんど黒人。
日本人どころかアジア人はほぼ見かけなくて、なんとなくアウェイな気がして心細い。
自分で遠くに行きたいと決めたんだから、分かっていたはずだったんだけど。
別に未開の地っていうわけじゃないし、食べるところも、移動手段もあるし、ネットだって繋がっている。
それでも、やっぱりここは日本から遠く離れた言葉も通じない場所なんだよね。
心細くなっても、今さら帰ることもできないので、もう覚悟を決めるしかない。
どっちみち日本にいても、何をしても楽しくないし、居心地も悪いし。
後ろ向きに覚悟を決めた後、とりあえず何か食べてから、今日泊まるところを探そうと、適当に食堂に入った。
九月、現地時間は午後三時。
天気は快晴。
日本よりもものすごく暑いのかなと思ったけど、湿気がないからか、想像したよりも暑くなくて過ごしやすい。
空港を出て、街の中心部に出ると、ビルがあって、車が走っていて、店があって。
国は変わっても、やっぱりどこもそんなに変わらないんだなと思う。
ただ道を歩いている人は、ほとんど黒人。
日本人どころかアジア人はほぼ見かけなくて、なんとなくアウェイな気がして心細い。
自分で遠くに行きたいと決めたんだから、分かっていたはずだったんだけど。
別に未開の地っていうわけじゃないし、食べるところも、移動手段もあるし、ネットだって繋がっている。
それでも、やっぱりここは日本から遠く離れた言葉も通じない場所なんだよね。
心細くなっても、今さら帰ることもできないので、もう覚悟を決めるしかない。
どっちみち日本にいても、何をしても楽しくないし、居心地も悪いし。
後ろ向きに覚悟を決めた後、とりあえず何か食べてから、今日泊まるところを探そうと、適当に食堂に入った。