海底の王国〈封印編〉
「封印者の末えい」
「…お待たせしました…ラギ殿、シアン・モノフが見つかりました…」
クメカとラギはルドの執務室に通されると、フレイルからそう伝えられた。
執務机にはルドが座っていて、フレイルとイースは、その両隣に立っている…
「ありがとうございます、陛下…感謝します…で、彼はどちらにいますか?」
ラギはクメカの頭の上で、フワフワと浮きながらたずねた。
「玉座の間に…ご案内します。その部屋は一番、結界が強く張られているので、邪気の強い存在は魂でも入れませんから…」
ルドが、そう説明した。
「え…それでも、この宮殿に彼を入れるのは危険です…早く国外につれ出さないと…」
「あーそれだがな…シアン・モノフは、ちょうど国外に逃亡途中に、ふんづかまえて来たそうだ…」
「え…」
イースは、フクザツな表情をすると答えた。
ルドの案内で、執務机の後ろにあるスライドする扉を開くと、三本柱の三人が共有する小さな会議室に出た。
そして、その部屋を素通りして別の扉を開くと、ライトアップされた玉座の間の裏に出た。
クメカとラギはルドの執務室に通されると、フレイルからそう伝えられた。
執務机にはルドが座っていて、フレイルとイースは、その両隣に立っている…
「ありがとうございます、陛下…感謝します…で、彼はどちらにいますか?」
ラギはクメカの頭の上で、フワフワと浮きながらたずねた。
「玉座の間に…ご案内します。その部屋は一番、結界が強く張られているので、邪気の強い存在は魂でも入れませんから…」
ルドが、そう説明した。
「え…それでも、この宮殿に彼を入れるのは危険です…早く国外につれ出さないと…」
「あーそれだがな…シアン・モノフは、ちょうど国外に逃亡途中に、ふんづかまえて来たそうだ…」
「え…」
イースは、フクザツな表情をすると答えた。
ルドの案内で、執務机の後ろにあるスライドする扉を開くと、三本柱の三人が共有する小さな会議室に出た。
そして、その部屋を素通りして別の扉を開くと、ライトアップされた玉座の間の裏に出た。