片想いから途中下車
プロローグ
パンッ


気味のいい音を立てて重なる手と手。


にこやかな君に私は一瞬で恋に落ちた。


君のことなんにも知らないけど


君を好きになった。


おかしいかな?


へんかな?


でも君に恋してしまったんだ。


さて、どう君に伝えようか。


この想い。


あぁ、声が出せたなら……。
< 1 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop