片想いから途中下車
とにかく、席に座ろう。
色々は後だ。
そう思い見渡すも、この時間は人が多くて、どこも座れそうにない。
すると、次の駅で降りるのか親子二人が席を離れた。
やった。
軽い足取りで席に座る。
「なぁ」
一安心付く暇もなく声がかけられ不機嫌に顔を上げると、
「ひゃぁっ」
そんな声を出してしまって、思わず口元を押さえた。
多分、3cmぐらい飛び上がったんじゃないかってぐらい。
だって、目の前には私の声に笑ったのであろうユウマくん。
「わ、笑わないでください……」
「ごめん、ごめん、でさ、隣いい?」
色々は後だ。
そう思い見渡すも、この時間は人が多くて、どこも座れそうにない。
すると、次の駅で降りるのか親子二人が席を離れた。
やった。
軽い足取りで席に座る。
「なぁ」
一安心付く暇もなく声がかけられ不機嫌に顔を上げると、
「ひゃぁっ」
そんな声を出してしまって、思わず口元を押さえた。
多分、3cmぐらい飛び上がったんじゃないかってぐらい。
だって、目の前には私の声に笑ったのであろうユウマくん。
「わ、笑わないでください……」
「ごめん、ごめん、でさ、隣いい?」