片想いから途中下車
リョウタは陽の彼氏の名前。
陽の声援に涼太くんは手をあげ、微笑む。
「バカ! 集中しろー」
いいなぁ。
ここは、この場所は、私がこれなかった県大会だ。
中学生活最後の一大イベントの総体試合。
私が入ってた女子バスケットボール部は2回戦敗退。
ずっと夢見てた舞台。
少し思い浸っていると、聞こえた陽の声。
「ったぁぁぁ!! 勝った! 勝っちゃったよ! 里奈ぁ!!」
「わっ、ホントだ!!」
「『わっ』って何よ、『わっ』てー」
「あははっ、ごめんなさーい」
陽の声援に涼太くんは手をあげ、微笑む。
「バカ! 集中しろー」
いいなぁ。
ここは、この場所は、私がこれなかった県大会だ。
中学生活最後の一大イベントの総体試合。
私が入ってた女子バスケットボール部は2回戦敗退。
ずっと夢見てた舞台。
少し思い浸っていると、聞こえた陽の声。
「ったぁぁぁ!! 勝った! 勝っちゃったよ! 里奈ぁ!!」
「わっ、ホントだ!!」
「『わっ』って何よ、『わっ』てー」
「あははっ、ごめんなさーい」