桃から生まれなかった桃太郎
太郎は自分にけしかけました。

でも、その声が出ませんでした。

その一歩が踏み出せませんでした。

やがて女は洗濯を終え、川上のほうへ帰って行きました。
< 116 / 200 >

この作品をシェア

pagetop