桃から生まれなかった桃太郎
「かあさん」

太郎は叫ぶと、母は洗濯の手を止め振り返りました。

振り返った母は、泣きながら言いました。

「おじいさんとあばあさんを捨てるような子は、

私が捨てました」
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