同居人の病気

ポンの謝罪

コンコン、、、

ポンの部屋のドアをノックしてみる。

あれから1時間、ポンが出てこない。

「ポン?出て来て、、
話、聞くよ。1人でいても何の解決にもならないよ。」

.........しーん、、、、

私は仕方が無いかな、と思いながら、内職続けることにした。
仕事、きつかったのかな。
ポン、休ませてあげないと。


私はあることを決心した。


「れかちゃん、ごめんね、、、」
2時間後、やっとポンが部屋から出てきた。
「ごめんねって、、
別にポンが謝らなくてもいいよ。」
「でも、、、」
「ポン。会社、辞めな。」
「え、でも、辞めたら生活出来なくなるよ。」
「問題ないよ、私、考えてるから、ちゃんと。」
「でも、、、」
「この状態で会社いっても、意味ないでしょ、仕事、出来ないでしょ。」
「うん、、、、、

分かった。」


と言ってポンはとぼとぼ部屋に戻っていった。


私が決心したこととは、
自営業をすることだ。

他のところで仕事したら、ポンを家に一人置いて来てしまうことになる。

私はこう見えても専門学校で服のデザインの仕事をしてて、資格も持ってる。
これを生かして何か出来ないかな、って思った。

めんどくさがりな私の一大決心なのだ!
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