図書館からはじまる
「今日も家に来てくれる?」
「はい」
私は、二度目の宗輔さんの自宅にお邪魔した。
「瞳子、風呂入る?」
「えっ…」
「もちろん一緒に」
え〜…恥ずかしいよ…
私は、首を横に必死で振った。
「ダメか…次は一緒に入ってくれよ」
「…」
私たちは、別々にお風呂に入った。
お風呂から出た私を宗輔さんは、ソファの横に呼んだ。
私は、緊張して宗輔さんを見れなかった。
宗輔さんは自然に左手で、私の左肩を掴み引き寄せた。
え、あ…
あっという間にキスの嵐が降ってきた。
「なぁ〜瞳子、いいかな?」
「…はい」
「小さくて聞こえないよ」
「…はい」
私は、恥ずかしくて、声が出ない…
そのまま手を引かれて、寝室のベッドへ…
宗輔さんは、優しく、優しく、大切に私に触れてくれた。
「……もう、ダメだ…我慢の限界…」
そこから激しく、でも、優しく宗輔さんの愛を感じた。
「瞳子、愛してる」
「私も、宗輔さん、愛してる」
私たちは、深く深く愛し合った。