図書館からはじまる



よし!


気合いを入れすぎて、速歩きになる…


気がついた時には、瞳子よりも先に車についてしまった…


車に乗ると、しばらく沈黙が続いた…


俺、緊張しすぎ…


瞳子が何かを察して話かけてくれた。


「あの…宗輔さん?」


「ああ、ごめん…」


けど、話を続けられなかった。


しばらくして、また瞳子が話してくれた…


俺は何をやってるんだ。


「大丈夫ですか?」


よし、言おう!


「瞳子」


「…はい」


「結婚してくれないか?」


「ええ?ええ?わ、私とですか?」


「もちろんだよ」


「ええ?」


瞳子はかなり驚いていた。


やはり、背の高さのことを気にしてる…


「前にも言ったけど、俺は瞳子じゃないとダメなんだ。瞳子の全部が好きなんだ」


「…」


「俺なら、瞳子を幸せにする自信がある」


「…」



「一緒に幸せになろ」



「いいんですか?」


「瞳子がいい!」


「私も、宗輔さんがいいです。ここんな私ですが、よろしくお願いします」


よっしゃ!!


いい返事をもらえた!



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