図書館からはじまる



一ヶ月ぐらい会えないことと昇進のすることを伝えた。


俺には、瞳子と一ヶ月も会えないなんて、過酷すぎる…


すると、瞳子が嬉しいことを言ってくれた。


「私、宗輔さんの家に通いましょうか?」


「いいの?」


「会えなくなるの寂しいし…」


嬉しすぎて思わず瞳子を抱きしめていた。



「今日も家に来てくれる?」


「はい」


瞳子を家に誘った。


風呂にも誘ったが、それはさすがに断られた。


そりゃそうだ。


まだ、キスしかしてないのに、急に裸を見せ合うなんて…


次は一緒に入ってくれるように頼んだ…


返事はなかった…


俺が先に風呂に入って、瞳子が後に入った。


風呂から出た瞳子をソファの横に呼んだ。


俺は、横に座った瞳子が急に愛おしくなり肩を引き寄せた。


そして、唇、頬、鼻、額、瞼
髪の毛、首筋、肩、瞳子のあらゆるところにキスをした。


「なぁ〜瞳子、いいかな?」


「…はい」


「小さくて聞こえないよ」


「…はい」


瞳子は、照れているのか声が小さくなった。


俺は瞳子の手を引いて、寝室のベッドへ向かった。


瞳子が愛おしくて、愛おしくて、大切に触れた…


「……もう、ダメだ…我慢の限界…」


そこから激しく、ゆっくり瞳子を愛した。


「瞳子、愛してる」


「私も、宗輔さん、愛してる」


俺たちは、深く深く愛し合った。



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