図書館からはじまる
最近、父に「もう少し経済と経営の勉強をしろ!お前は何をやっても中途半端だ!将来経営に携わる身だ!ちゃんと今のうちからもっと頭に入れておけ」とお叱りを受けた。
自分なりに努力しているつもりなんだけど、まだまだだ…
彼女に会う前に、勉強のため、今日から図書館に行って、本を借りることにした。
って、図書館て何時までなんだ?
自宅の近くの図書館に行くことにした。
図書館に着くと、もう時計は18時50分を指そうとしていた…
図書館は閉める準備をしていた。
「あの〜、まだいけます?」
図書館の職員であろう、俺よりものっぽの女性に話しかけた。
「はい。どうぞ」
俺は、時間もないので先に探してる本の場所を聞くことにした。
「あの〜経済とか経営の本の場所教えてもらえますか?」
「あっ、はい、どうぞこちらになります」
この女性は、のっぽでメガネをかけているけど、なかなか綺麗な顔をしているな…と思いながら、彼女は【経済・経営】のコーナーへ案内してくれた。
「こちらです」
「ありがとうございます」
後で、カードを作らなければいけないこと、閉館の時間が迫っているが、ゆっくり本を見ていいこと、選んだらカウンターまで持っていくことなどを丁寧に教えてくれた。
「あの、ちなみにここは何時までなんですか?」
「19時までです」
あと、10分もないことに気づいた。
俺は、かなり真剣に本を選んだ。
自宅には、購入しているものもあるが、図書館では少し古いものも読めると思って、借りに来た。