図書館からはじまる



キャピキャピした女の子二人を途中で乗せ、キャンプ場に向かった。


この二人の女の子は、以前保が合コンした時に、知り合ったそうだ。


年齢は24歳らしい。


保と二人の女の子が、ワイワイ話をして、俺はその話を聞いていた。


そうこうしているうちに、キャンプ場に到着した。


一緒に車に乗っていたが、全く顔を見ていなかったが、今、やっと二人の顔を見た。


二人ともなかなか可愛い子だった。


名前を言われたが、覚える気はなかった。


四人で荷物を分けて持ち、管理事務所の近くに着いた。


「予約しといたし、いい場所確保出来てるから!俺、受付して来るわ!それと借りれるやつもあるから、それ借りてくる」


保が言った。


保は、本当にできる男だ!


けど、今は女はいない。


合コンで、女を見つけるつもりはなくて、こういう盛り上がりが好きなだけみたいだ。


「私も行きます」


と、一人の女の子が言い、保と二人で管理事務所に行った。


そうすると、もう一人の子と二人きりになり質問された。


「宗輔さんは、どんなお仕事してるの?」


「俺は、食品会社で働いてる」


「そうなんだ、忙しい?」


「まあまあだな」


「彼女とかいるの?」


「まあな…」


「だよね!かっこいいもん!いない方がおかしい!」



受付を済ませた、保たちが戻って来て、目的地に向かった。


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