秘密が始まっちゃいました。
11時から始まる挙式のため、待合室に行くと同期のメンバー7人が揃っていた。
地方営業所で久しぶりに会うメンバーもいて、私は嬉しくなった。
ふと、その向こう、一販課のメンバーに囲まれた荒神さんの姿を見つける。
荒神さんも私を見つけ、「あ」という顔をした。
そして、周りを気にすることなく、ズカズカ寄ってくるではないか。
「可愛いな。望月!」
私の真正面に立ち、いきなりの第一声。
隣で同期のユカと、美奈子が「きゃあっ!」と黄色い悲鳴を上げた。
社内ナンバーワンのイケメンがいきなし寄ってきて褒めるって……ちょっとサプライズじゃないですか。
「……荒神さんも素敵です」
私は早くなる鼓動を感じながら、なるべく冷静に答える。
にやけるな、自分!
地方営業所で久しぶりに会うメンバーもいて、私は嬉しくなった。
ふと、その向こう、一販課のメンバーに囲まれた荒神さんの姿を見つける。
荒神さんも私を見つけ、「あ」という顔をした。
そして、周りを気にすることなく、ズカズカ寄ってくるではないか。
「可愛いな。望月!」
私の真正面に立ち、いきなりの第一声。
隣で同期のユカと、美奈子が「きゃあっ!」と黄色い悲鳴を上げた。
社内ナンバーワンのイケメンがいきなし寄ってきて褒めるって……ちょっとサプライズじゃないですか。
「……荒神さんも素敵です」
私は早くなる鼓動を感じながら、なるべく冷静に答える。
にやけるな、自分!