俺様な数学教師に初恋しちゃいました。
◆自覚-慎二side-
《慎二side》
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「あー、やっと終わったか……」
体育祭が終わり、今俺は歴研の部室にいる。
まだ部室には白川しかいない。いつも生徒会の仕事をしている彼女だが、今日は珍しく歴史に関する史料を読んでいた。
「……なんなんですか、ジロジロ見て」
「あ、悪い」
ぼーっと見ていると、そう言われてしまった。
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◆自覚-慎二side-