俺様な数学教師に初恋しちゃいました。



里奈はふぅ……と息を吐くとゆっくりと服を身につけた。



もうここまできたらしょうがないな、なんて思っているような感じだ。



長いこといっしょにいたから……わかる。



「ごめん」



里奈は俺の目をしっかり見て言った。



そして一瞬後、彼女は衝撃の言葉をつく。



「なんかね、あの人……あたしの婚約者みたいなの」



「……は?」



< 265 / 452 >

この作品をシェア

pagetop