俺様な数学教師に初恋しちゃいました。
きっと、デートかなんかでこの遊園地に来て、白川が別れ話を出した瞬間キレたのだろう。
「……やっぱり、わたしが愛しているのはひとりだけだったんです」
白川は俺の目を見て言った。
俺にはわかる。これから言われることが。
それを聞いてはいけないとからだが警告を出すが、止められない。
「あの人を愛せばこの想いも消えるかもって思いました。でも、諦めきれません」
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