俺様な数学教師に初恋しちゃいました。



「し、白川さん!?」



どうしたの!? どこか痛い!?



どうしていいかわからなくて、あたしはひたすら白川さんの背中をさすった。



「ごめんね間宮さん。うれしいのよ、わたし……」



泣きながらも懸命に言葉を紡ごうとする白川さんはかわいかった。



普段はクールだから、そういう印象を受けるのははじめてだ。



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