夢追い人♪
それは6月のスポーツ大会でのできごと


うちの学校桜ヶ丘学園は6月と11月にスポーツ大会が行われる
女子は バレーボールにバドミントンにテニス、バスケ
男子は バレーボール、サッカーバスケットである

で自分が得意分野に出ることができる
なんせ優勝賞品が学食半年100円パスや部費が2倍寄付されたりとか
生徒にとっては願ったりかなったりである


で玲SAID
俺はなぜか2種目もエントリーされている
1人2種目可能なうえにうちのコースは特待生コースのため人数も少なく自動的に個人戦は捨てチーム戦を乗り切らないとだめなのである
俺的には美咲がテニスする姿をみたかったんだが残念な気が

で美咲はバレーボールにでることにだがうちのクラスにはバレー部が6人バスケ部が6人帰宅部が2人で二人は補欠のようなものだ
個人戦に出してやればいいのにと毎度思う
うちのクラスはおれの活躍もあり決勝まで

女子もバレーで決勝らしい

でアクシデントが2件

1つはバスケ部の男子がぶつかり、美咲のメガネが外れ踏みつぶされてしまったこと
2つ目はバレーボールの子が脱水症状で倒れてしまい急遽美咲がピッチへ
メガネがないぶんみんながざわついているのが1つ
そして相手はザ・バレー部に一人かけたチームが勝てるのかが問題視されているのである


うちのクラスは5人でやる気だ美咲は人数合わせにしかすぎないのだ
狙うわ美咲かと思いきやエース!!エースにファーストタッチをさせればバリエーションが減ってブロックがしやすくなるからだ

なんでスコアーは15-12でうちのクラスが負けている

サーブゲームでエースの女子が大勢を崩されアタッカーがいない
その為トスも苦しくセンターのバレー部に上げるかライトに上げるか究極の洗濯
誰もがセンターに上がると思っていたため誰もが目を疑った
トスが挙がった先は
美咲だったのだ

俺は思わず「美咲 打て」と叫んでしまった
俺が叫んだことに対しての悲鳴と
あまりにもきれいなスパイクコースに対しての拍手がわきあがった」

「てかあれさあ 1組の美咲さんだよね」
「あの成績学年1位の 地味こちゃんね」「メガネなくてもボール見えるってあれだて?」
「てか意外と美少女だよね?」「運動神経もいい感じ」「てかなんで早野が 叫んでんの?」
それから
メンバーは美咲にトスを上げ
レシーブにも入り
トスもきれいで
サーブもうまくみんなあぜん

見事うちのクラスが優勝

そしてさまざまなうわさが広まり
新たな日常が始まったのである
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