Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
そして7月…
あの日が来た。
毎年 雨なのに…
今年は曇りなんだな…
去年…
酔った勢いもあるけど、4年前の今日の事をマユキに打ち明けた。
そん時は、あの日の事とナオへの未練が重なって、つい飲みたくなって…
気にかけてくれたマユキに、
初めてデレキャラで甘えてしまった。
今年はマユキも仕事だし、セージも接待。
の、ハズが…
「あれ…マユキ、仕事行かないのか?」
「…
休んだ。
アンタこそ、誠治さんと会わないの?」
「う…ん、接待なんだ…」
もしかしてマユキ…
アタシの為に休んだのか?
「ふーん…
じゃ、一緒飲む?」
絶対、アタシの為だ…
今日の日を覚えてくれてたんだ…!
アタシの事、怒ってるハズなのに…
「ん…
マユキごめん…
ありがと…」
「なに泣いてんの?
さっさとツマミでも用意してよ」
涙ぐむアタシに照れくさそうに答えた。
「泣いてねーし!
つか、なんか作るよ、何がい?」
あの日が来た。
毎年 雨なのに…
今年は曇りなんだな…
去年…
酔った勢いもあるけど、4年前の今日の事をマユキに打ち明けた。
そん時は、あの日の事とナオへの未練が重なって、つい飲みたくなって…
気にかけてくれたマユキに、
初めてデレキャラで甘えてしまった。
今年はマユキも仕事だし、セージも接待。
の、ハズが…
「あれ…マユキ、仕事行かないのか?」
「…
休んだ。
アンタこそ、誠治さんと会わないの?」
「う…ん、接待なんだ…」
もしかしてマユキ…
アタシの為に休んだのか?
「ふーん…
じゃ、一緒飲む?」
絶対、アタシの為だ…
今日の日を覚えてくれてたんだ…!
アタシの事、怒ってるハズなのに…
「ん…
マユキごめん…
ありがと…」
「なに泣いてんの?
さっさとツマミでも用意してよ」
涙ぐむアタシに照れくさそうに答えた。
「泣いてねーし!
つか、なんか作るよ、何がい?」