Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
ナオとずっと、
ずっと繋がってたくて…
繋がれた手を、ぎゅっと強く握った。
だけど、わかってる…
もうあの頃とは違うんだ。
今のアタシには…
マユキやセージって、簡単に切り捨てらんない存在が居る。
尚だって、仕事はもちろん…
あのクソガキの事が大事なハズだ。
それから、近くにある海辺の公園に着いた。
「ごめん…」
そう呟いて、手を解くナオ。
繋いでちゃダメ?だよな…
つか…
クソガキの代わりに謝ってんのか?
それとも、連れ去った事?
前者だったらヤだから…
なんか聞けない。
だけど、助かった事に変わりないから…
「…ありがと」
そう答えて、側にあるベンチに座った。
したら…
ナオも隣に座ってくれた…!
「あのク…あのコ、アタシが元カノって
知らねーよな?」
なんであんなに敵意ぶつけてきたんだ?
「多分知ってる…」
ため息の後にそうこぼす。
ずっと繋がってたくて…
繋がれた手を、ぎゅっと強く握った。
だけど、わかってる…
もうあの頃とは違うんだ。
今のアタシには…
マユキやセージって、簡単に切り捨てらんない存在が居る。
尚だって、仕事はもちろん…
あのクソガキの事が大事なハズだ。
それから、近くにある海辺の公園に着いた。
「ごめん…」
そう呟いて、手を解くナオ。
繋いでちゃダメ?だよな…
つか…
クソガキの代わりに謝ってんのか?
それとも、連れ去った事?
前者だったらヤだから…
なんか聞けない。
だけど、助かった事に変わりないから…
「…ありがと」
そう答えて、側にあるベンチに座った。
したら…
ナオも隣に座ってくれた…!
「あのク…あのコ、アタシが元カノって
知らねーよな?」
なんであんなに敵意ぶつけてきたんだ?
「多分知ってる…」
ため息の後にそうこぼす。