Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
「サヤオ!?
ヤメろよ、ダセェだろ!」
「っせーな。
昔話してやろーかと思ったのによ…
尚の話も聞けっぞ?」
マジか!?
つか、さっきの続きも気になんな…
アタシは黙って、マユキと一緒に耳を傾けた。
トモは寂しげにフッと笑うと、ゆっくりと話し始めた。
「俺と尚は…
高岡と高野で席番が隣で、小1ん時から馴染みンなった。
けど、少しして…
大工だった尚の親父さんが、現場事故で亡くなった」
「え…っ!?」
思わず声をあげた。
母子家庭なのは知ってたけど…
そんな理由だって、初めて知った。
アタシ…
ナオの何見てきたんだろ…
自分の傷ばっかで、ナオの傷に目を向けてあげれなかった…!
この想いが薄っぺらく感じて、ショック
だった。
だからナオは…
ー「いつかこんなスゲェの建てたいし」ー
そんな夢を…
なのにアタシ…
ー「…ヤンキー定番の職業だね」ー
改めて、ごめん…
ヤメろよ、ダセェだろ!」
「っせーな。
昔話してやろーかと思ったのによ…
尚の話も聞けっぞ?」
マジか!?
つか、さっきの続きも気になんな…
アタシは黙って、マユキと一緒に耳を傾けた。
トモは寂しげにフッと笑うと、ゆっくりと話し始めた。
「俺と尚は…
高岡と高野で席番が隣で、小1ん時から馴染みンなった。
けど、少しして…
大工だった尚の親父さんが、現場事故で亡くなった」
「え…っ!?」
思わず声をあげた。
母子家庭なのは知ってたけど…
そんな理由だって、初めて知った。
アタシ…
ナオの何見てきたんだろ…
自分の傷ばっかで、ナオの傷に目を向けてあげれなかった…!
この想いが薄っぺらく感じて、ショック
だった。
だからナオは…
ー「いつかこんなスゲェの建てたいし」ー
そんな夢を…
なのにアタシ…
ー「…ヤンキー定番の職業だね」ー
改めて、ごめん…