Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
アタシ達がお礼を言うと、
「こー見えて、根は優しい子なのよ!
仲良くしてやってね。
じゃあ、ごゆっくり〜」
と、トモの舌打ちをスルーして立ち去って行った。
「あの人は…?」
墓石の田中と、生蕎麦たなか…
もしかして、亡くなったトモのダチの…
「おー、死んだダチのお袋さんだ」
「じゃあ、
なんでトモが"かあちゃん"って…?」
スイカを食いながら、懐かしむように話し始めた。
「…ダチ殺した俺は、自分見失って潰れてた。
そんな俺に黙って寄り添って、支え続けてくれたのが尚だった。
アイツは俺に…
まずは1秒からやってみろって…
忘れる時間でも、
頑張る時間でも、
楽しむ時間でも、
1日1秒から始めてみろって、それだけは
伝え続けてくれた」
「…いい、言葉だな」
ナオらしいな…
「おー…
始めはそれすらムリだと思ってた。
けどそのうち、1秒くらいならって…
それから徐々に立ち直って、
自分に何が出来るか考え始めた」
「こー見えて、根は優しい子なのよ!
仲良くしてやってね。
じゃあ、ごゆっくり〜」
と、トモの舌打ちをスルーして立ち去って行った。
「あの人は…?」
墓石の田中と、生蕎麦たなか…
もしかして、亡くなったトモのダチの…
「おー、死んだダチのお袋さんだ」
「じゃあ、
なんでトモが"かあちゃん"って…?」
スイカを食いながら、懐かしむように話し始めた。
「…ダチ殺した俺は、自分見失って潰れてた。
そんな俺に黙って寄り添って、支え続けてくれたのが尚だった。
アイツは俺に…
まずは1秒からやってみろって…
忘れる時間でも、
頑張る時間でも、
楽しむ時間でも、
1日1秒から始めてみろって、それだけは
伝え続けてくれた」
「…いい、言葉だな」
ナオらしいな…
「おー…
始めはそれすらムリだと思ってた。
けどそのうち、1秒くらいならって…
それから徐々に立ち直って、
自分に何が出来るか考え始めた」