Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
「ステキな人ね…
ねぇ、母さんちょっとお礼が言いたいんだけど、電話してくれない?」
突拍子もない提案に軽くテンパった。
「いーって、そんなの!」
もう別れてんだし、
いきなり親から電話あったら引くだろ!
「ダメよ!
親として、ちゃんと筋通さなきゃ。
さ、早く電話して」
勘弁してくれよ!恥ずかしい…
「お礼ならアタシが伝えとくから!」
「まったく…
今まで散々 心配かけといて、親の頼み
ひとつも聞けないの?」
それを言われると…
「咲陽、諦めろ!
母さん、言い出したら頑固だろ?」
と、逆フォローの親父に…
「お礼くらい、いんじゃない?」
と、更に逆フォローのマユキ。
マジかよ…!
12時半…まだ昼休憩か…
「あーも!わかったよ!」
ヤバイ…緊張する…
「あ、ナオ?今ヘーキか?
あのさ…
っと…今 実家に帰って来てんだけどさ…
母さんがお礼言いたいっつってて…
ごめん、
イミフだけど代わっていーかな…?」
ナオのOKをもらってケータイを渡すと、母さんは話しながら席を外した。
ねぇ、母さんちょっとお礼が言いたいんだけど、電話してくれない?」
突拍子もない提案に軽くテンパった。
「いーって、そんなの!」
もう別れてんだし、
いきなり親から電話あったら引くだろ!
「ダメよ!
親として、ちゃんと筋通さなきゃ。
さ、早く電話して」
勘弁してくれよ!恥ずかしい…
「お礼ならアタシが伝えとくから!」
「まったく…
今まで散々 心配かけといて、親の頼み
ひとつも聞けないの?」
それを言われると…
「咲陽、諦めろ!
母さん、言い出したら頑固だろ?」
と、逆フォローの親父に…
「お礼くらい、いんじゃない?」
と、更に逆フォローのマユキ。
マジかよ…!
12時半…まだ昼休憩か…
「あーも!わかったよ!」
ヤバイ…緊張する…
「あ、ナオ?今ヘーキか?
あのさ…
っと…今 実家に帰って来てんだけどさ…
母さんがお礼言いたいっつってて…
ごめん、
イミフだけど代わっていーかな…?」
ナオのOKをもらってケータイを渡すと、母さんは話しながら席を外した。