Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
誰だ!?
(着信の相手に)助けを求めたいけど、
ケータイ奪われそーだし…
どーしよう…!
上手くいくか自信なかったけど、
アタシは賭けにでる事にした。
ふてぶてしい態度を装って、パーカーの
ポケットに手を突っ込みながら…
着信ボタンらしき位置をスライドして、
スピーカーらしき位置をタップした。
「アタシの事、マワす気かよ!」
相手の声がスピーカーから漏れるのを防ぐ為に、荒げた声で状況を伝えた。
「人聞き悪ィ事ゆーなよ!
罪滅ぼしっつっただろ!?
散々ヤリまくってたクソビッチが!
今さら気取ってんな!」
そう言って、アタシを引っぱりながら移動を始めた。
そんなふうに軽視されんのも…
自分がして来た事の結果だ。
だけど…
仕事として割り切った行為と、
こんなふうに望まない行為は…
当たり前だけど、全然違うんだ!
いくらビッチだとしても。
それにアタシにとっては…
過去とかぶって余計耐えらんない。
久美の辛さを痛感した…
(着信の相手に)助けを求めたいけど、
ケータイ奪われそーだし…
どーしよう…!
上手くいくか自信なかったけど、
アタシは賭けにでる事にした。
ふてぶてしい態度を装って、パーカーの
ポケットに手を突っ込みながら…
着信ボタンらしき位置をスライドして、
スピーカーらしき位置をタップした。
「アタシの事、マワす気かよ!」
相手の声がスピーカーから漏れるのを防ぐ為に、荒げた声で状況を伝えた。
「人聞き悪ィ事ゆーなよ!
罪滅ぼしっつっただろ!?
散々ヤリまくってたクソビッチが!
今さら気取ってんな!」
そう言って、アタシを引っぱりながら移動を始めた。
そんなふうに軽視されんのも…
自分がして来た事の結果だ。
だけど…
仕事として割り切った行為と、
こんなふうに望まない行為は…
当たり前だけど、全然違うんだ!
いくらビッチだとしても。
それにアタシにとっては…
過去とかぶって余計耐えらんない。
久美の辛さを痛感した…