Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
心が…
溢れた…
それは、瞳から零れてく…
バカ…!
マユキの門出を、笑顔で送り出したかったのに…
「…っ、大好きだよマユキっ!」
「なにそれ…
ほんとキモうざいオンナね…
けど…
あたしも好きだよ、咲陽の事」
オマエは…
こんな時まで毒吐くのかよ!
マユキらしくて、思わず笑った。
そんな泣き笑いで、マユキを見送った。
「送るよ…」
マユキの消えた改札を、見つめるアタシに嬉しい一言。
だけど…
「…いーよ、行くトコあるから」
「じゃあ、そこに送ってく…」
あーも!
空気読めよ、ナオ!
避けてんの気付いてんだろ!?
「やっぱ行くのヤメる…
もう少し、ここに居る」
行くトコとか嘘だし…
「…
だったら…
S公園行こーか!」
はァ!?
なんでそーなるんだよ!
突拍子もない提案に戸惑うアタシの手を取って、強引に歩き出すナオ。
「オイ!
行くっつってねーだろ!」
「いーから、付き合えよ」
溢れた…
それは、瞳から零れてく…
バカ…!
マユキの門出を、笑顔で送り出したかったのに…
「…っ、大好きだよマユキっ!」
「なにそれ…
ほんとキモうざいオンナね…
けど…
あたしも好きだよ、咲陽の事」
オマエは…
こんな時まで毒吐くのかよ!
マユキらしくて、思わず笑った。
そんな泣き笑いで、マユキを見送った。
「送るよ…」
マユキの消えた改札を、見つめるアタシに嬉しい一言。
だけど…
「…いーよ、行くトコあるから」
「じゃあ、そこに送ってく…」
あーも!
空気読めよ、ナオ!
避けてんの気付いてんだろ!?
「やっぱ行くのヤメる…
もう少し、ここに居る」
行くトコとか嘘だし…
「…
だったら…
S公園行こーか!」
はァ!?
なんでそーなるんだよ!
突拍子もない提案に戸惑うアタシの手を取って、強引に歩き出すナオ。
「オイ!
行くっつってねーだろ!」
「いーから、付き合えよ」