Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
ブッ殺してヤる!!
久しぶりにスイッチが入った。
そいつらの中に、咲陽を陥れたボーイを見つけて、更に狂気が押し寄せる…
この状況を作ったのは、たぶんコイツだ…
咲陽には指一本触れさせない!
そう思ってたのに、腕をガッシリと掴んでるコイツに…
殺意にも似た感情が芽生える…
だけど…
咲陽の声で我に返ったオレは、その不安そうな顔で冷静さを取り戻す。
咲陽が無事で…
すごく、すごく安心した。
抱きしめずには、いられなかった。
怖かったのか、抱きついて来た咲陽が、
愛しくて、愛しくて…たまらなかった。
こんな時でも、オレを気遣う咲陽。
立場なんか、クソくらえだ!
何を犠牲にしたって、咲陽を守る。
だけどそれから、咲陽がオレを避け始めた。
オレを気遣ってんのか…
それとも、あの時のオレを怖いと思ったのか…
わかんなかったけど…
オレの誕生日までシカトな事が、気になった。
正直、咲陽からの"おめでとう"がなかったのは切なかった。
けど、そうじゃなくて…
久しぶりにスイッチが入った。
そいつらの中に、咲陽を陥れたボーイを見つけて、更に狂気が押し寄せる…
この状況を作ったのは、たぶんコイツだ…
咲陽には指一本触れさせない!
そう思ってたのに、腕をガッシリと掴んでるコイツに…
殺意にも似た感情が芽生える…
だけど…
咲陽の声で我に返ったオレは、その不安そうな顔で冷静さを取り戻す。
咲陽が無事で…
すごく、すごく安心した。
抱きしめずには、いられなかった。
怖かったのか、抱きついて来た咲陽が、
愛しくて、愛しくて…たまらなかった。
こんな時でも、オレを気遣う咲陽。
立場なんか、クソくらえだ!
何を犠牲にしたって、咲陽を守る。
だけどそれから、咲陽がオレを避け始めた。
オレを気遣ってんのか…
それとも、あの時のオレを怖いと思ったのか…
わかんなかったけど…
オレの誕生日までシカトな事が、気になった。
正直、咲陽からの"おめでとう"がなかったのは切なかった。
けど、そうじゃなくて…