Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
龍から、自分で運転資金を工面したって
聞いて、ひと段落したオレは…
芽美との関係にケリを着ける為に呼び出した。
「ごめん、芽美…
もう譲れないんだ」
「…
私さ、最初は龍への当てつけで尚と付き合ったけどさ…
だんだん尚にハマって…
これでもホンキだったんだよ?」
「わかってる…、ごめん…」
「だから…
"やっぱりごめん"って、何回フラれても
別れられなかった」
ー「だから、シツコイ!!
ムリなもんはムリ!!
尚、いーかげんにしてよ!」ー
思い返したふうに、ふっと笑う芽美。
「それでも尚は優しくて…
もう自由にしてあげようと、思ってたんだよ?
なのにサヤって…
あのオンナの存在に逆上したっ!
悔しくて、意地になってた…っ」
口元に手を当てて、涙ぐむ芽美の頭を…
そっと撫でた。
「ごめんな…」
芽美は首を横に振った、
「私こそゴメン…!
尚は最初から、好きなヒトを忘れらんないって拒んでたのに…
ムリヤリ…」
聞いて、ひと段落したオレは…
芽美との関係にケリを着ける為に呼び出した。
「ごめん、芽美…
もう譲れないんだ」
「…
私さ、最初は龍への当てつけで尚と付き合ったけどさ…
だんだん尚にハマって…
これでもホンキだったんだよ?」
「わかってる…、ごめん…」
「だから…
"やっぱりごめん"って、何回フラれても
別れられなかった」
ー「だから、シツコイ!!
ムリなもんはムリ!!
尚、いーかげんにしてよ!」ー
思い返したふうに、ふっと笑う芽美。
「それでも尚は優しくて…
もう自由にしてあげようと、思ってたんだよ?
なのにサヤって…
あのオンナの存在に逆上したっ!
悔しくて、意地になってた…っ」
口元に手を当てて、涙ぐむ芽美の頭を…
そっと撫でた。
「ごめんな…」
芽美は首を横に振った、
「私こそゴメン…!
尚は最初から、好きなヒトを忘れらんないって拒んでたのに…
ムリヤリ…」