Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
「行くのね…?」
「ん、ちゃんとケジメつけたいんだ」
1人で1からやり直す前に、マユキとトモに顔を出した。
「やっぱり、尚に会ってかねぇのか?」
「ん、会ったら決心鈍りそうだし…」
「お前マジ、サヤ男(男らしい)だな」
呆れ顔のトモ。
アタシは、マユキが預かる事になった部屋の鍵を返した。
「預けていーのか?
アタシが直接返して、(施設長に)お礼言いたかったのに…」
「いーよ…
だって、尚と会わないんでしょ?
あたしから渡しとく」
イミフなんだけど…
キョトンとするアタシに、
「部屋借りたの、
施設長じゃなくて尚だから。
智和から あたし達の状況聞いて…」
*
*
「契約完了したら、咲陽に鍵渡して欲しんだ…
あと、家賃はまゆきちゃんの名前で振り込むようにしたいんだ…」
「いーけど…
咲陽は ようこさんに頼むって…」
「それならそれでいーよ。ただ…
まだ咲陽は動いてないと思う」
*
*
「甘え下手だからってさ…」
「ん、ちゃんとケジメつけたいんだ」
1人で1からやり直す前に、マユキとトモに顔を出した。
「やっぱり、尚に会ってかねぇのか?」
「ん、会ったら決心鈍りそうだし…」
「お前マジ、サヤ男(男らしい)だな」
呆れ顔のトモ。
アタシは、マユキが預かる事になった部屋の鍵を返した。
「預けていーのか?
アタシが直接返して、(施設長に)お礼言いたかったのに…」
「いーよ…
だって、尚と会わないんでしょ?
あたしから渡しとく」
イミフなんだけど…
キョトンとするアタシに、
「部屋借りたの、
施設長じゃなくて尚だから。
智和から あたし達の状況聞いて…」
*
*
「契約完了したら、咲陽に鍵渡して欲しんだ…
あと、家賃はまゆきちゃんの名前で振り込むようにしたいんだ…」
「いーけど…
咲陽は ようこさんに頼むって…」
「それならそれでいーよ。ただ…
まだ咲陽は動いてないと思う」
*
*
「甘え下手だからってさ…」