Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
「咲陽ちゃん、これ飲めよ。
ノンアルのカシスオレンジ」
テンション低めなアタシに、セージさんが持って来てくれた。
ほんと優しいな…
「あ、ありがとうございます」
つか、
「社長…
会社では、名前呼びナシなんじゃないです?」
「ココ、会社じゃねーし!
それに俺は、社長の特権?」
そうセージさんは無邪気に笑った。
「上に立つ人って勝手ですね」
マユキの彼(店長)にしろ、一般的にしろ…
「勝手だよ。だから悔しかったら登りつめるしかないんだ」
寂しそうな微笑に…
そっか…
「セージさんも大変だったんですね…」
「…
ん?なんで?」
あれ…
違ったか?
「(井出工務店の)社長の息子とかだと、色んな重圧があるかなって…」
アタシの言葉にセージさんは、少し驚いたように見つめてきた。
な、
なんだよ?
「尚と話さないのか?」
ハナシ変わったな、オイ!!
ノンアルのカシスオレンジ」
テンション低めなアタシに、セージさんが持って来てくれた。
ほんと優しいな…
「あ、ありがとうございます」
つか、
「社長…
会社では、名前呼びナシなんじゃないです?」
「ココ、会社じゃねーし!
それに俺は、社長の特権?」
そうセージさんは無邪気に笑った。
「上に立つ人って勝手ですね」
マユキの彼(店長)にしろ、一般的にしろ…
「勝手だよ。だから悔しかったら登りつめるしかないんだ」
寂しそうな微笑に…
そっか…
「セージさんも大変だったんですね…」
「…
ん?なんで?」
あれ…
違ったか?
「(井出工務店の)社長の息子とかだと、色んな重圧があるかなって…」
アタシの言葉にセージさんは、少し驚いたように見つめてきた。
な、
なんだよ?
「尚と話さないのか?」
ハナシ変わったな、オイ!!