Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
救い
「瀬戸さぁん、藤間専務ってカノジョいるの?」


「あ〜…たぶん」

事務所で見たコ、リュウのオンナっぽかったもんな…


「それマジ!?うそ、ショック〜」

うなだれる山田さん。



会社では、セージと付き合ってる事を公表してない。


セージ的には、親父の耳に入ると面倒だからで…

アタシ的にも、公表しない方が働きやすいから。



「瀬戸さん、発注リスト出来たか?」

「あ、はい…」


リストをセージに渡すと、受け取り際に
さりげなく手にキスするセージ。



なんかこーゆーの、すげぇドキドキする!

秘密って、萌えるな…





初デートから2週間後には、身体も重ねた。


「咲陽が欲しい…」

長いキスの途中、熱い吐息まじりに囁かれて…


「ん……いーよ…」

と、身体を絡み合わせた。


意外にもセージは、Sっ気たっぷりの強引タイプで、何気に興奮した。


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