Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
6月…
セージと付き合って2カ月が経った。
最近マユキの様子がおかしい。
「なんかあったのか?」
「ちょっとね…」
と、かわすように自分の部屋へ向かう…
「マユキ!
言ってくれよ…
アタシだって力になりたいんだ!」
「…
いつも(店長)の事よ…
見たんだ…
アイツが家族と幸せそうに出掛けてるトコ…
前にも見た事あるけど…
こんな幸せそうじゃなかったのに…」
切なそうな表情を浮かべる…
「…座れよ、
コーヒー淹れる…」
コーヒーを飲みながら、ゆっくりと話し始めた…
「マユキは店長との未来…考えてんのか?」
「前はね…
でも もう4年以上こんな状態だし、さすがに気付いてる…
(奥さんと)別れる気がないって」
「だったら…!
新しい道に…
前に進もうって思わないのか?」
マユキはタバコに火を着け、遠くを見つめた。
セージと付き合って2カ月が経った。
最近マユキの様子がおかしい。
「なんかあったのか?」
「ちょっとね…」
と、かわすように自分の部屋へ向かう…
「マユキ!
言ってくれよ…
アタシだって力になりたいんだ!」
「…
いつも(店長)の事よ…
見たんだ…
アイツが家族と幸せそうに出掛けてるトコ…
前にも見た事あるけど…
こんな幸せそうじゃなかったのに…」
切なそうな表情を浮かべる…
「…座れよ、
コーヒー淹れる…」
コーヒーを飲みながら、ゆっくりと話し始めた…
「マユキは店長との未来…考えてんのか?」
「前はね…
でも もう4年以上こんな状態だし、さすがに気付いてる…
(奥さんと)別れる気がないって」
「だったら…!
新しい道に…
前に進もうって思わないのか?」
マユキはタバコに火を着け、遠くを見つめた。