言えなかったILOVEYOU
―8ヶ月前―

―美衣。中2の春―


「新しいクラス最悪だよ―。まあ.美衣と同じになれたのは嬉しいけどさッ」

この日.紫月は1日中ため息ばっかついてたっけ。

「まあ〜。しょうがないんじゃない??」

紫月がぶすくれている理由は.紫月の彼氏。涼太とクラスが離れたコトだった。
「う〜ん…あっ。美衣.そろそろ学食行こ♪」
「いいよ-☆ぢゃあ,行こっかあ」

2人は教室をでた。
「学食,混んでるかなぁ」そんな話をしながら,紫月と美衣は歩いていた。


―もしもその時。教室を出なかったら,美衣はアナタを好きにならなかったのかな…??
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