入院日記 〜 2002 〜
入院3日目

5月30日。

入院3日目。

6:00

看護士さんが来る。

検温。

35・9℃

採血。

この病室は「要注意患者」の部屋。

看護士さんの目が届き易い場所にある。

・・・

日韓共同開催サッカーワールドカップ。

もう始まったのだろうか。

まだTVが見れる状態ではない。

ほぼ寝たきりに近い。

ひたすら痛みに耐える。

水分摂取が可能となる。

お白湯、お茶、スポーツ飲料。

喉を潤せるのは有り難い。

確かに点滴だけでも生きてはいけるが・・・

人間は植物ではない。


5月31日。

入院4日目。

点滴から徐々に食事へ移行。

朝食。

重湯・牛乳・人参ゼリー・みそ汁。

まだ流動食。

本日の担当看護士。

目のクリっとした20代前半の女の子。

やはり看護士は女性に限る。

痛み止めの座薬を入れてもらう。

ちょっと恥ずかしい。

昼食。

五分粥・豆腐・フルーツサラダ・人参ジュース。
・・・

午後から夕方にかけて見舞い客が訪れる。

両親。

上司のH課長、Yさん。

義父母。

痛みがまだとれないので愛想も何もない。

・・・

夕食。

お粥・肉じゃが・卵豆腐・プリン・人参ジュース。

傷口のガーゼ交換。

21:00

消灯就寝。
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