入院日記 〜 2002 〜
お見舞い
6月1日。

入院5日目。

6:30起床。

放送で音楽が流れる。

7:30朝食。

午前中。

主治医回診。

ベッド掃除。

体拭き・ガーゼ交換など。

12:00昼食

午後自由時間。

トイレ歩行も楽になってきた。

点滴棒の「テンちゃん」を連れて軽い散歩。

まだ遠くまでは行けない。

腹部の「カニさん」が何かと動きを制約する。

18:00夕食

まだお粥がメイン。

化膿止めの点滴。

痛み止めの座薬。

看護士さんにお世話をかける。

毎日担当看護士が変わる。

病院は24時間シフト体制だから当然か。


6月2日。

入院6日目。

本日より点滴が外れる。

「テンちゃん」とはお別れ。

お世話になりました。

「カニさん」はまだ腹部に刺さったまま。

・・・

夕方、見舞い客が来る。

義弟のTさん。

義姉のUさん。

少しは愛想が作れる。

痛みも和らぐ。

・・・

救急車を呼んでくれなかった妻。

罪滅ぼし。

毎晩、仕事帰りに寄ってくれる。

小学生の息子を連れて。

日課になったようだ。

やはり、家族は有り難い。

この頃流行った歌。

"亜麻色の髪の乙女"

島谷ひとみのカバー曲。

すっかりテーマソングになった。
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