最初で最後の恋〜君と過ごした時間〜
「あ、戻ってきたよ。」

ハルがこっちを見て手を振る。

「あっ、けっこー早いじゃーん。あ、ねぇ!最近駅前に、アイス屋さん出来たの知ってた?すんごい色んな味あるんだって、今日暇だったらみんなでいこーよ。どう?」

りんごちゃんが顔を輝かせる。

「知ってるー。あたしも行きたかったの。直哉君と、翔太君はどう?用事ない?」

「僕はたいてい暇だし…。翔太は?」

「さんせー!みんなでいこーぜ。」

「「やったぁ!」」

りんごちゃんとハルがきゃあっと抱き合った。
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