最初で最後の恋〜君と過ごした時間〜
次の日
教室の扉を開いた。
ガラガラ音がたつ。
「おはよ……」
ボソリと挨拶をする。
目でハルを探す。
ハルは座って、友達とおしゃべりを楽しんでいた。
僕のことには気づいていないようだった。
寂しい気持ちになり、席に座る。
机に何気無く手を入れた時。
くしゃ
なにか入っていた。
「?」
紙らしきもの。僕は恐る恐る手に取る。
それは小さく折りたたんであるメモ用紙だった。そのには、可愛らしいキャラクターがプリントされていて、その横には可愛らしい小さなまるっこい文字が書かれていた。
to なおや君 from ハル
こんにちは。ハルだよ。
前、話せて楽しかった。また話そうって言ってくれて嬉しかった。ありがとう。電話したいって思ったから電話番号書いとくね。LINEのIDも書いておくね。
という文だった。
かあああっと顔がどんどん熱くなり、嬉しさが込み上げてきた。
よっしゃゃああっ!と叫びたくなる思いになった。
これは「恋」なのかその時の僕には分からなかった。
メモの隅を見てみると、ユーモア溢れる可愛らしい宇宙人と宇宙人と手をつなぐハルが書いていた。
可愛らしい子だな。と思い、思わず顔がにやけた。
教室の扉を開いた。
ガラガラ音がたつ。
「おはよ……」
ボソリと挨拶をする。
目でハルを探す。
ハルは座って、友達とおしゃべりを楽しんでいた。
僕のことには気づいていないようだった。
寂しい気持ちになり、席に座る。
机に何気無く手を入れた時。
くしゃ
なにか入っていた。
「?」
紙らしきもの。僕は恐る恐る手に取る。
それは小さく折りたたんであるメモ用紙だった。そのには、可愛らしいキャラクターがプリントされていて、その横には可愛らしい小さなまるっこい文字が書かれていた。
to なおや君 from ハル
こんにちは。ハルだよ。
前、話せて楽しかった。また話そうって言ってくれて嬉しかった。ありがとう。電話したいって思ったから電話番号書いとくね。LINEのIDも書いておくね。
という文だった。
かあああっと顔がどんどん熱くなり、嬉しさが込み上げてきた。
よっしゃゃああっ!と叫びたくなる思いになった。
これは「恋」なのかその時の僕には分からなかった。
メモの隅を見てみると、ユーモア溢れる可愛らしい宇宙人と宇宙人と手をつなぐハルが書いていた。
可愛らしい子だな。と思い、思わず顔がにやけた。