愛した*S*Friend
『私も創真クンとメールしてたいよ』

「可愛いな。普通に嬉しい。
 柚美は今日何してた?』

『友達と遊んでた!
 久しぶりに外出たよ。笑』

「高校生の台詞じゃねーな。笑
 もうすぐ学校だろ?
 あんまメール出来なくなんね。」


新学期まで1週間を切っていた。
ついに高校最後の学年を迎える事に
憂鬱でたまらなかったから
なんとなく
考えないようにしてたのに

一気に現実に引き戻された気分。

『そうだよ。終わっちゃうから
 早く遊びに連れてってよね?』

「おう!本気で遊ぶぞ。
 バトミントン3時間ぐらいしよう!」

‥バトミントンは苦手だけど
 創真クンと出来るなら
 最高に好きになれる気がした。

期待と幸せをいっぱい
抱きしめて

その日は眠りについた。







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